SESの客先常駐に限界を感じた35歳が、3ヶ月でホワイトな社内SEへ転職できた戦略

IT転職・キャリア

SESで消耗しているであろう皆様に向けて、32歳から未経験でSESになり、35歳で社内SE(情報システム)に転職した私の話をします。

転職した理由は、もともと社内SE職になりたかったというのものあるが、一番は案件が変わると出勤場所と人間関係も変わることがストレスだったから、である。

具体的には、

  • 現場が新宿からは豊洲になり通勤時間が30分増えたりする
  • せっかく仲良くなったプロパーとの関係性も新たに一から構築しなければならない
  • 自分の評価をだれがしているのか分からない

特に出勤場所が遠くなった場合、朝の生活リズムが大きく変わることになる。例えば子供たちの保育園送り迎えなどがそれに該当する。この問題は家族全体の問題だったので、SEとはなるべく早く見切りをつけたかった。

そのような状況だったので妻に話をつけて社内SEへの転職活動を始めたのだが、転職サイトから120社ぐらいにはエントリーした。

最終的に1社から内定を頂くことができたので、今回はその神がかり的なヒットの理由とアドバイスを述べていく。

社内SE(情報システム)はマジでいいぞ・・・オススメする


採用された3つの理由

採用された理由1 経験がある業界だった

採用された会社は今までの職歴の中で経験のある業種だった。

故に、その企業がどのようなことを行っているか経験である程度把握できるので、他の候補者と比べた時に非常に有利になったし、面接の時のトークもある程度やりやすかった。

とは言え、未経験業種でも最終面接までいった所は10社ほどあったので、要は他の候補者との差別化がポイントなのだと思う。

採用された理由2 実績が評価された

みんなが大好きなキーワード「DX

私はSESの時にDXの取り組みを行っていたので、これがヒットした。

重要なのは、面接のときにどのようなDX化を行ったのか分かりやすく説明をすることである。
結局は分かりやすく説明する能力が重要なのだが、その上でDX化の取り組みについて述べることができれば結構いい感じだと思う。

DXを評価する会社は求人票に「DX」というワードがでてくるので、そういった会社を狙うのがオススメ。
(入社したらDX業務をさせられると思うと・・・いいんだか悪いんだか)

私の場合、SESに転職後、あるプロジェクトでリーダーとして活動を行い無事に完了することができた。
どの会社でもリーダーシップを取れる人を求める傾向にあると思うので、リーダーとして活動した経験があればそれは面接時に話すべきだし、経歴書にも書いておくとよいだろう。

採用された理由3 面接の数をこなすことで受け答えが上手くなった

一番重要なことかもしれないが、面接の数をこなすことである程度質疑応答がうまくなる

そのうえで重要なこととしては、想定される質問に対する回答案を作成しておくことである。
この回答案を丸暗記して面接に挑み、そこでの反応を見て回答案をブラッシュアップしていく。

4社ぐらい面接を受けるといい感じの回答案になるので、最初の数社は落とされても気にしないようにするのがよい。


採用されなかった3つの理由

採用されなかった理由1 求めているスキルと違う

面接後のフィードバックにて「業務で使用しているツールの経験がなく、即戦力としての稼働が難しいと判断した」というのがあった。

職務経歴書に使用ツール欄には過去取り扱ってきた技術を記載していたので、まさかこのような回答でお断りされるとは驚いた。というか面接官は面接の前に履歴書読んでおいてくれよ・・・。
(マジで時間の無駄)

なので、使用したことのあるツールは履歴書や経歴書で全面に押し出した方がよい

採用されなかった理由2 求めている人物像と違う

猫を被った状態で採用されても後が苦しいと考え、面接時は素の自分をさらけ出す方針とした。

なので質疑応答においても結構失礼なことを言ったような気がするし、馬鹿をさらけ出した気がする。

しかし、素をさらけ出すのは正直あまりおすすめしないので、やめましょう。(素がまともな人なら全然良いと思うが)

採用されなかった理由3 コミュニケーションが苦手はNG

最初のころの面接にて苦手なことを聞かれた際「コミュニケーションです」と回答したことがある。

社内SEという業務の性質上、これを苦手という人を採用することはほとんどない様子である。
この回答をした後は「みんなの前で説明することがあるけどやれますか?」とか「ユーザーからの問い合わせがありますが大丈夫ですか?」とかそういったことで突っ込まれた。

私の狙いとしては、”苦手という割には上手いね!”というギャップで話を盛り上げようかと思ったのだが、この戦法をとることはやめた。

この戦略、営業からSESに転職する際に使用して好評だったのだが、それはあくまで相手の事前評価があったからだと思う。初対面での面接でコミュニケーションが苦手はマジでNG。

特に、社内SEや情報システム部門では社内からの問い合わせが多いのでコミュニケーション力は求められる


社内SE転職成功の3つのアドバイス

アドバイス1 短期決戦は難しい

完全に無理ではないが、行きたい会社やマッチする会社の求人がその時あるとも限らないし、なんといっても求人の母数が少ない割に申込者が多いので、本当に狭き門である。

私は転職サービスを使用してから4か月かかった。気長に気になる会社にはどんどん応募しましょう

落とされる前提で少しでも気になれば申し込んでOK。

ほとんどの企業の面接はwebで行ってくれるので、私の場合は定時後に時間を見繕いながら選考を進めていた。

アドバイス2 有給は残しておけ

いざ面接となると会社を休む必要がある。
有給がないと欠勤になるので、当たり前のことだが有給保有数が重要。

転職したいと少しでもちらつき始めたら、有給は無駄遣いせずに大切にとっておくことをお勧めする
おかげで私は有給消化でまるまるひと月遊んでいる。

アドバイス3 転職サービスは色々と試すのもアリ

最初はDODA一社だけを使用していた。
理由としては、求人票はどのサービスでも似たようなものかもしれないと考えていたことや、複数サービスを管理して使いこなす余裕がなかったからである。

転職活動を始めてから3か月たった頃、DODA経由の書類選考落ちまくりで嫌気がさしたことがきっかけとなりマイナビに登録した。

マイナビにはDODAからは見つけられなかった企業がたくさんあり、そこからも申し込みを行った。
最終的にマイナビの方が自分に合っている気がしたので、メインでマイナビを使いながらサブでDODAを確認していた。

個人的にはリクナビ、マイナビ、DODAには登録して求人票を検索してみるのが良いのだと思う。

社内SEはマジでいいぞ

マジでストレスフリーになった。文字の通り、ストレスが皆無である。

会社には毎日通勤しているが、業務内容的に時間に追われるようなものが圧倒的に少ないので、自分の裁量で仕事ができるのもストレスフリーになった要因の一つである。

SESの時は出社することにストレスを感じていたが、業務内容が変わるだけで出社することがまったくストレスではなくなった。

毎日定時で退社し、家族との時間も十分に確保することができ、QOLが爆上がりしているのを実感している。

私の場合は年収も上がったので、本当に文句がない。

社内SEは狭き門だが、チャレンジすることを心からお勧めする。

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