【実録】30代未経験からIT転職!営業・SES・社内SEのリアルな「年収推移」を全公開

IT転職・キャリア

「30代でITに転職したいけど、給料が下がるのが怖い」そんな悩みを持つ方へ。異業種からITへ転身した私の4社分の年収データをすべて公開する。SESと社内SE、実際どちらが安定して稼げるのか、失敗しないための戦略とは。

これが偏差値50私立文系出身の私のリアルである。


1社目:零細商社営業時代(経験3年)

月給:22万円 / 年収:約400万円

基本給+みなし15時間で構成されていた気がする。昇給はなかった。

8時間労働だった記憶だが、残業しないで帰ると社長からお叱りを受ける謎の会社だった。

社員数は10名程度。俗にいうワンマン企業だ。

だが、優秀な人が多く社会人マインドとして重要なことを学ばせてもらった気がする。

社長が高齢で後継ぎ問題があったため退職。当時の会社は社長の次が係長という、人的資源が枯渇している状態だった。

次の会社に転職した時に気づかされたが、社規がまったくなかったので、ルールは社長が決めた謎運用がすべてであった。

【読者へのアドバイス:その会社、ルールが「社長の気分」で決まっていませんか?】

チェック項目: 社内規定(社規)が明文化されていない会社は要注意。

アドバイス: 20代〜30代の貴重な時間を「謎の精神論」や「同調圧力による残業」に費やすのはリスク。小規模すぎる会社(10名以下など)の場合、面接で「業務マニュアルや評価制度の有無」を遠回しに確認し、組織として機能しているか見極めるべし。


2社目:グループ系メーカー営業時代(経験7年)

月給:26~33万円 / 年収:約450~500万円

家族手当や住宅手当がついて、残業なしで最低26万円ぐらいだった記憶。

会社のトラブルで業務がヤバイ時があり、その時は残業しまくりで33万ぐらいになったような気がする。(あの時期は本当にきつかった……)

残業は自分の裁量でつけられるので、みんな生活残業をしているように思えた。

某大企業の子会社だったので、社規や業務ルールはある程度しっかりしていた。

ISOを取得している会社だったので、規定に沿って業務を行うのが当たり前ということを初めて認識する。売っているものが本当に黒字なのか赤字なのか疑問であった。

【読者へのアドバイス:安定と「心の余裕」を狙うなら、グループ系が狙い目】

メリット: グループ系子会社は住宅手当や家族手当などの「福利厚生」が圧倒的に手厚い。

アドバイス: 年収(額面)が同じでも、手当が充実しているグループ系企業の方が「手取り」や「生活の質」は高くなります。また、ISO取得企業などは業務フローが標準化されているため、理不尽な働き方が発生しにくいという隠れたメリットもある。


3社目:グループ系IT(SES)時代(経験3年)

月給:25万円~29万円 / 年収:約450万円

32歳の時に未経験で営業からSEに転職した会社である。

SESでは珍しく残業が少ない会社(現場)だった。SESとしての業務はほぼノー残業だったが、自社の認証系業務で残業をしていた時などは29万円ぐらいになった気がする。

残業時間はだいたい月3時間程度。多くても15時間程度。

社員数は10数名程度。古参だけが生き残り、若手は入社しては退社するを繰り返し、一向に人数が増えない会社だった。

SESなのに、自社に帰ってからは自社のISO関係や新人教育を行うなど、キャパ越えするケースが多かった。

【読者へのアドバイス:SES選びは「現場の残業」より「自社の業務量」を見ろ】

チェック項目: 古参ばかりが残り、若手が次々辞める会社は「教育体制」か「評価」に問題がある。

アドバイス: SESの場合、客先での仕事が楽でも「帰社後の自社作業(新人教育や認証系)」が重荷になるケースがある。面接では「自社での定例会や事務作業は、稼働時間外にどれくらい発生するか」を必ず確認し、自分のキャパを超えないか判断しましょう。


4社目:独立系メーカー情シス時代(経験0年)

月給:31万円 / 年収:約500万円

子供手当や住宅手当がついてこの月収。SES時代は8時間労働だったが、7.5時間労働に減ったうえでこの金額はかなり嬉しい。

社員数は数百人。ある程度の規模がある。

しかし、売上がそこまで良くないのが心配どころ。

業務は結構まったりしている印象。やる事さえやれば定時で帰れる。やる事もそこまでのボリュームがあるように思えないので、こういう企業に人は残るのかと感動すら覚える。

【読者へのアドバイス:30代からの「社内SE」は、スキル以上に環境選びがすべて】

ポイント: 「売上がそこまで良くないのにまったりしている」のは、ビジネスモデルや業界構造のおかげかもしれない。

アドバイス: IT業界で疲弊した人は、一度「ITが主役ではない一般メーカーの情シス」に目を向けてみてください。7.5時間労働など、労働条件が改善する可能性がある。「やるべきことをやれば定時で帰れる」環境は、30代以降のキャリア形成において強力な味方になる。


最後に

年収500万円がふつうの世の中で、このような30代半ばを迎えるとは考えてなかった。

キャリア形成は慎重かつ大胆に、やると決めたらすぐ行動しないと私のようになるので注意しましょう。

私の経験上、30代からのIT転職で一番大事なのは『スキル』よりも『自分に合った環境(企業規模や社風)』を選ぶことだった。次の記事では、具体的にどうやって今のホワイトな情シス環境を見つけたのかを紹介しているので、是非チェックして欲しい。

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